占いの力
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占いの力
(新書y, 118)
洋泉社, 2004.9
- タイトル読み
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ウラナイ ノ チカラ
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内容説明・目次
内容説明
「占い」のもつ強力な因縁力を縦横に語る本邦初の試み!科学万能主義といわれる現代、あらゆる情報が環境化する社会のなかで、人はなぜ「占い」の曖昧さに惹かれるのか?無根拠であるがゆえに、占いの「言葉」は人を分類し、規定する。そして、それは限られた人生の局面を切り取り、リアルという衣装をまとう。占いは人生を「物語化」し、「私」が曖昧な社会のなかで、私探しの物語のツールとなり、「今」を生きる自分の里程標となる。「占い」の構造と論理を縦横に語り、そこに多様化する物語性のあり方を探る画期的な試み。だれが「占い」をここまでマトモに語ることができただろう。
目次
- 第1章 すばらしき占いの世界(信じてないが受け入れる;マス・メディアでの占いの取り扱い ほか)
- 第2章 占いは人間を分類する(この本の著者がいい性格をしていることについて;性格はどうやって見分けるか ほか)
- 第3章 占いがリアルである理由(微妙な胡散臭さ;占い師の名前 ほか)
- 第4章 占いは人生を物語化する(新しいものはダメよ;麗しき人生観 ほか)
- 第5章 物語としての占いを生きるために(墓ではなく物語を売る;物語を生きるということ ほか)
「BOOKデータベース」 より