書誌事項

平和を破滅させた和平 : 中東問題の始まり「1914-1922」

デイヴィッド・フロムキン著 ; 平野勇夫, 椋田直子, 畑長年訳

紀伊國屋書店, 2004.8

タイトル別名

A peace to end all peace : the fall of the Ottoman Empire and the creation of the modern Middle East

平和を破滅させた和平 : 中東問題の始まり1914-1922

タイトル読み

ヘイワ オ ハメツ サセタ ワヘイ : チュウトウ モンダイ ノ ハジマリ 1914 1922

注記

原著 (New York: Henry Holt and Company, 1989) の全訳

関連略年表: 上: 巻末p16-18

参考文献: 下: 巻末p15-29

上巻に地図あり

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784314009669

内容説明

中東ではなぜ血なまぐさい抗争やテロが絶えないのか—それを理解するには第一次世界大戦までさかのぼらねばならない。オスマントルコ帝国の崩壊を見すえ、ヨーロッパ列強はいかなる青写真を抱いていたのか?さまざまな思惑が交錯する生々しい人間模様を活写し、今日の中東が形成された表舞台・裏舞台を自在な筆致であぶり出す、一大歴史ノンフィクション。第一次大戦前夜の中東情勢から、オスマントルコの参戦、「フサイン=マクマホン書簡」や「サイクス=ピコ協定」といった密約の内幕、帝政ロシア崩壊までを描く上巻。

目次

  • 第1部 歴史の十字路に立って
  • 第2部 ホレイシオ・キッチナー元帥、将来に備える
  • 第3部 中東の泥沼にはまり込んだイギリス
  • 第4部 後方撹乱
  • 第5部 最悪の事態に陥った連合国
巻冊次

下 ISBN 9784314009676

内容説明

中東ではなぜ血なまぐさい抗争やテロが絶えないのか—それを理解するには第一次世界大戦までさかのぼらねばならない。オスマントルコ帝国の崩壊を見すえ、ヨーロッパ列強はいかなる青写真を抱いていたのか?さまざまな思惑が交錯する生々しい人間模様を活写し、今日の中東が形成された表舞台・裏舞台を自在な筆致であぶり出す、一大歴史ノンフィクション。アメリカ参戦から、ユダヤ人の「民族的郷土」建設支援を約した「バルフォア宣言」、ソヴィエト政権樹立、パリ講和会議、戦後秩序・国境画定をめぐる紆余曲折までを描く下巻。

目次

  • 第6部 新世界と約束の地
  • 第7部 中東への侵攻
  • 第8部 勝利の利得
  • 第9部 引き潮のとき
  • 第10部 アジアの暗雲
  • 第11部 ロシア、ふたたび中東に目を向ける
  • 第12部 一九二二年の中東の解決

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA68624271
  • ISBN
    • 4314009667
    • 4314009675
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ