司馬遼太郎の「武士道」
著者
書誌事項
司馬遼太郎の「武士道」
平凡社, 2004.8
- タイトル別名
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司馬遼太郎の武士道
- タイトル読み
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シバ リョウタロウ ノ ブシドウ
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注記
司馬遼太郎の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
名こそ惜しけれ—司馬史観の核心といえるこの志は、日本人を支えてきた武士道の心であり、幕末、維新の英雄たちの思念でもあった。司馬作品の主人公の青春像を通して、その本質を探る異色司馬学。父から子へ語り継ぐ国民作家の遺産。
目次
- 序章 父から子へ語りつぐ司馬遼太郎
- 第1章 日本人はなぜ「名」を惜しんだのか
- 第2章 『竜馬がゆく』—おちこぼれ少年と「青春革命」
- 第3章 『燃えよ剣』—なぜ、この男は女性の心をつかむのか
- 第4章 『世に棲む日々』—「名こそ惜しけれ」の精神医学
- 第5章 『峠』—「時流」に負けず、「流行」に流されず
- 第6章 『菜の花の沖』—船頭嘉兵衛の倫理観
- 第7章 『翔ぶが如く』—この国の「かたち」をどうするか
- 第8章 『歳月』—国歌設計をめぐる「悪魔」的な戦い
- 第9章 『坂の上の雲』—近代日本人はこうして「登場」した
- 終章 父はどんな「背中」を子に見せるべきか
「BOOKデータベース」 より