質を保障する時代の公共性 : ドイツの環境政策と福祉政策

書誌事項

質を保障する時代の公共性 : ドイツの環境政策と福祉政策

豊田謙二著

ナカニシヤ出版, 2004.9

タイトル読み

シツ オ ホショウ スル ジダイ ノ コウキョウセイ : ドイツ ノ カンキョウ セイサク ト フクシ セイサク

注記

ドイツの環境政策と社会政策に関する略年史: p304-313

参考文献一覧: p314-321

内容説明・目次

内容説明

ドイツの環境政策と福祉政策、とくに本書で扱う分野に関しては「質」の管理と審査あるいは検査において重要な共通点がある。日独の政策を検討するに際して、その点がとくに興味深い。その共通点とは、民間非営利組織の圧倒的な社会的影響力である。環境政策の領域ではわれわれにとって関心の強い環境教育や有機農耕の推進において、また、介護・福祉の分野では介護サービスの提供はもちろん、専門職養成や自立に向けた介護の研究などにおいて、民間非営利組織の活動が活発である。その活動の空間が公共性である。

目次

  • 第1章 公共性の位相をめぐって
  • 第2章 国家・市民社会・レギュラシオン
  • 第3章 地球環境問題と環境政策
  • 第4章 ドイツの資源リサイクルシステム
  • 第5章 消費から生産に向かって
  • 第6章 公的介護保険制度の特質と構造
  • 第7章 高齢者用住宅と介護サービス
  • 第8章 介護市場と介護サービス
  • 第9章 介護の質をめぐって
  • 第10章 福祉社会と民間非営利組織

「BOOKデータベース」 より

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