トヨタがGMを越える日 : なぜアメリカ自動車産業は没落したのか
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書誌事項
トヨタがGMを越える日 : なぜアメリカ自動車産業は没落したのか
早川書房, 2004.9
- タイトル別名
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The end of Detroit : how the big three lost their grip on the American car market
- タイトル読み
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トヨタ ガ GM オ コエル ヒ : ナゼ アメリカ ジドウシャ サンギョウ ワ ボツラク シタノカ
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注記
参考文献: p362
内容説明・目次
内容説明
2010年、トヨタがGMを抜いて自動車業界で世界最大の企業となる—その予測の根拠となる、この20年間にわたるアメリカ市場の動向と、日本・韓国・ヨーロッパの企業の取り組みを描き、何が「デトロイトの終焉」という事態を引き起こしたのかを明らかにする。アメリカ本土に工場を開設し始めた1980年代から今日にいたるまで、GM、フォード、クライスラーのビッグスリーの牙城を切り崩すために、海外企業が常に目指してきたのは、消費者の要求を汲み取る感覚を磨き、彼らが買いたくなる自動車をつくることであった。1990年代の好況期に企業規模の拡大追究に走り、顧客をおろそかにしていたビッグスリーを尻目に、海外のメーカー各社は品質・信頼性・耐久性を旗印にその地盤を固めていった。各社のトップから工場労働者までを取材し、リベートや割引などのインセンティブの弊害、全米自動車労組の存在、工場誘致に伴う諸事情などにも触れながら、詳細かつ徹底的に業界の姿を描き出したノンフィクション大作。
目次
- 第1章 デトロイトの没落
- 第2章 倒れた戦友
- 第3章 トヨタとホンダ—同じ目的をめざす二つの歩み
- 第4章 現場へ飛び出す
- 第5章 ホットドッグ、アップルパイ、そしてカムリ
- 第6章 挑戦者
- 第7章 上下からの圧力
- 第8章 南部のデトロイト
- 第9章 デトロイトの終焉
- 第10章 顧客が本当に欲しいものは?
- エピローグ 二〇一〇年の世界
「BOOKデータベース」 より