アメリカ医療改革へのチャレンジ
著者
書誌事項
アメリカ医療改革へのチャレンジ
東洋経済新報社, 2004.9
- タイトル別名
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The managed care blues and how to cure them
- タイトル読み
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アメリカ イリョウ カイカク エノ チャレンジ
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注記
参考文献: p215-222
内容説明・目次
内容説明
過剰な検査、投薬をすればするほど診療報酬が増える出来高払いにもとづく日本の医療制度は、財政面からの改革が迫られている。それに対して米国マネージドケア制度の下では、保険者(国、保険組合)が医療費を医療機関の請求分だけ受動的に支払うことはなく、医療機関の選択、診療内容への注文を付け、医療の質の向上に能動的に関与している。米国医療政策のエキスパートが著した本書では、マネージドケアが本来目指している「医療費の削減と医療の質の向上」がバランスよく描かれている。このテーマは、現在の日本の医療政策に最も重要とされている課題であり、マネージドケアの教訓(良い面と悪い面)を含め、今後の医療改革に取り組む上で参考にすべき必読の書である。
目次
- 序章 アメリカ医療制度の過去、現在、未来
- 第1章 従来の健康保険制度の失敗
- 第2章 思ったほど良くはなかった旧制度の医療の質
- 第3章 マネージドケアの台頭
- 第4章 マネージドケア制度の手法
- 第5章 医療の質向上の最前線
- 第6章 マネージドケアに対する反発
- 第7章 マネージドケアの成績:思ったより優れているマネージドケア
- 第8章 価格の決まり方、選択の崇拝、医療の質にかかる費用
- 第9章 最低ラインの保護
- 第10章 マネージドケアにおける医療の質を高めるための13のステップ
「BOOKデータベース」 より