「癒し」としての差別 : ヒト社会の身体と関係の社会学

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「癒し」としての差別 : ヒト社会の身体と関係の社会学

八木晃介著

批評社, 2004.9

Other Title

癒しとしての差別 : ヒト社会の身体と関係の社会学

Title Transcription

「イヤシ」 ト シテ ノ サベツ : ヒトシャカイ ノ シンタイ ト カンケイ ノ シャカイガク

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Description and Table of Contents

Description

社会関係における差別が、ある種の“癒し”効果として消費される倒錯した構造こそ、差別意識の淵源に他ならない。生物としてのヒト社会の差別・被差別の心的構造を“癒し”をキーワードに新たな視点で解読する身体と関係の社会学的考察。

Table of Contents

  • 序章 「関係する」ということ—出発点としての差異化
  • 第1章 ストレス解消資源としての差別・被差別—「癒し」としての差別
  • 第2章 差別・被差別のレリヴァンス問題—糺弾で癒されるのは誰か
  • 第3章 ヘルシズムという名の差別—イデオロギーとしての「癒し」
  • 第4章 部落問題の構築主義を考える—「癒し」幻想と貧困の近代化
  • 第5章 セクシュアル・ハラスメント調査から—「癒し」としてのルサンチマン
  • 第6章 疎外論から差別論へ—癒されぬ自我の物象化
  • 第7章 被害側の創造的反作用について—恐怖を与えるものが恐怖する
  • 終章 糺弾の機能と逆機能—差別関係の中の生活史

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Details

  • NCID
    BA68870234
  • ISBN
    • 4826504047
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    285p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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