書誌事項

ナノの世界が開かれるまで

五島綾子, 中垣正幸著

海鳴社, 2004.9

タイトル別名

Nano

タイトル読み

ナノ ノ セカイ ガ ヒラカレル マデ

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注記

参考文献, 引用文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

ナノとは10−9mを意味するが、1mを地球の直径にまで拡大しても、1ナノはやっとビー玉の直径に相当する程度の、気の遠くなる小さな世界である。この最先端技術のナノテクノロジーを支えるナノサイエンスが、どのような経過を経て生まれてきたかを本書は明らかにする。

目次

  • 有機化学の芽生えと実験化学教育の確立
  • 石炭の産業廃棄物から生まれた化学染料産業のシーズ
  • 原子をつなげて天然染料をつくる:アリザリンとインジゴの合成
  • 人類の科学・技術市場最大の成果:染料から始まった化学療法剤
  • 分子を数える:分子実在の証明
  • マルサスの人口論から生まれたアンモニアの合成:化学理論と金属触媒の威力
  • 分子を表面に並べる:水や固体表面にできる単分子膜
  • DDTが引き起こした農薬産業イノベーションとその影
  • 分子をつなげる:人工高分子の光と影
  • 分子を集める、組み立てる:分子集合体化学と超分子化学
  • 分子を視る、操る:走査型顕微鏡の登場
  • ナノテクノロジーブームの到来
  • 総括

「BOOKデータベース」 より

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