情報社会学序説 : ラストモダンの時代を生きる

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情報社会学序説 : ラストモダンの時代を生きる

公文俊平著

(NTT出版ライブラリーレゾナント, 001)

NTT出版, 2004.10

タイトル読み

ジョウホウ シャカイガク ジョセツ : ラスト モダン ノ ジダイ オ イキル

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注記

参照・引用文献: p328-338

内容説明・目次

内容説明

「情報社会・学」は、「情報学」一般でも「情報の社会学」でもない。知識と産業の発展に伴う個人のエンパワーメントがもたらす新しい行動原理と、そこから創発してくる新たな社会秩序の形を予想すると共に、そのガバナンスの方策を学際的に解明するのが「情報社会・学」の使命だ。これまで数世紀単位の時間・空間軸の中で、文明の分類、近代文明の特徴づけ、日本近代化の見直しなどを考察してきた著者が、いよいよ本書で情報社会自体の分析に挑戦する。次なる文明への進化をも見据えた『情報文明論』『文明の進化と情報化』に続く見逃せない論考。

目次

  • 第1章 自前主義と創発する革命(ディーン・フォー・アメリカ;イトーの唱える創発民主制 ほか)
  • 第2章 社会変化を捉える眼(社会変化のS字波;近代化過程へのS字波的視点の適用 ほか)
  • 第3章 共進化する智民たちとコンピューター(知識の生産様式の変化と「智民」の出現;コンピューターとネットワークのあり方の変化 ほか)
  • 第4章 共の原理と領域(近代社会の三つの原理と領域—公・私・共;可視社会の中での監視とプライバシー ほか)
  • 第5章 情報社会の新しい秩序(創発と同調;非ゼロ性と協力 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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