「ただ一人」生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
著者
書誌事項
「ただ一人」生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
(ちくま新書, 503)
筑摩書房, 2004.11
- タイトル別名
-
ただ一人生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
「ただ1人」生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
ただ1人生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
- タイトル読み
-
タダ ヒトリ イキル シソウ : ヨーロッパ シソウ ノ ゲンリュウ カラ
大学図書館所蔵 件 / 全111件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「個で生きる」というと、すぐにヨーロッパ近代の個人主義が連想される。しかし、そもそも「個人主義」という考えは、どんな発想のもとに作り上げられてきたのだろうか。本書では、ヨーロッパ個人主義の源流を、古代ギリシアと、キリスト教、そして、中世スコラ哲学の内に再発見し、その思想の底にあるものを洗い出すことによって、そこから現代日本人が、この不安な社会の中で生きていくためのヒントを探り出す。「孤立」を恐れることなく、また、そこに逃げ込むこともなく、しかも、「ただ一人でも生きられる精神」の可能性を問う一冊。
目次
- 序章 個人主義を考える意義
- 第1章 個の現実と個の思想(個であるとはどういうことか;思想とペルソナ;個の思想とはなにか)
- 第2章 「個であること」の資格(尊大なペルソナ;関係の中にあるペルソナ)
- 第3章 かけがえのない個人(個別性とペルソナ;思惟の孤独の中にあるペルソナ;「自律する個」の思想再論)
「BOOKデータベース」 より