思考を鍛える論文入門
著者
書誌事項
思考を鍛える論文入門
(ちくま新書, 504)
筑摩書房, 2004.11
- タイトル読み
-
シコウ オ キタエル ロンブン ニュウモン
大学図書館所蔵 全179件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
引用参照資料: p228-231
内容説明・目次
内容説明
ニューヨーク同時多発テロ以後の一連の事件は、現代を生きる私たちにとって、実存にかかわる痛切な問題といえる。これと連関するかのように、二〇〇一年前後の大学入試論文問題は、西欧とアジア、南北の格差、グローバリズム、文化相対主義といったテーマをめぐって出題されてきた。ここに、日本の戦後責任を問い、歴史における主体性を問うといったテーマが加わり、あたかも現代思想のミニ舞台の観を呈している。このような状況を踏まえ、倫理とは何かを問いかけながら、論理力と思考力、そして書く力をいかにして身につけるかの指針を示す。受験生、大学生、社会人のための論文入門。
目次
- 第1章 アジアとは何か—世界地図の一部「『アジア』とは、どの範囲か」
- 第2章 イエスと準イエス—埴谷雄高『隠された無限』
- 第3章 倫理の開始点—小林秀雄『本居宣長』
- 第4章 人間の残忍性—ニーチェ『善悪の彼岸』
- 第5章 二元論をどう超えるか—加藤典洋『敗戦後論』
- 第6章 精神の原型へ—吉本隆明『アフリカ的段階について』
「BOOKデータベース」 より