古代文化回廊日本

書誌事項

古代文化回廊日本

山口博著

おうふう, 2004.10

タイトル別名

古代文化回廊 : 日本

タイトル読み

コダイ ブンカ カイロウ ニホン

大学図書館所蔵 件 / 66

この図書・雑誌をさがす

注記

中国韓国北朝鮮側研究者著書論文: p713-727

内容説明・目次

内容説明

誰も書こうとはしなかったのか?誰も書けなかったのか?時間的には縄文時代から平安時代、空間的にはエジプトから房総半島。遊牧民族の系譜のスサノオは農耕民族と争い、ペルセポリス宮殿を飾る有翼円盤は天日鷲命となって建国神話に活躍する。ゾロアスター経以来宗教と密接な大麻は、スキタイ民族により東に運ばれ、天石窟イベントの神憑りの大衆麻酔を生む。今もシベリアに残る鹿・鳥スタイルのシャーマンの影は万葉歌に揺曳する。日本海はユーラシア大陸東端の湖水に過ぎず、ユーラシア文化圏に古代日本はあった。隣接諸科学を吸収して壮大な古代文化論を展開。

目次

  • 第1編 物・心・人の流れ(東北アジア大陸からの物の流れ;シャーマニズムの渡来;粛慎人及びソグド人との接触)
  • 第2編 神話の世界(複数太陽の神話;鷲の神話—シャーマン天日鷲命;大麻による古代幻術;須佐之男命神話の原像—遊牧民族の系譜;大穴牟遅神の神話—アルタイシャーマニズムの世界;天語歌—鳥の歌)
  • 第3編 万葉の呪術(大伴家持の放逸せる鷹の歌;鷲の翳;弥彦の鹿の歌;霊弓の呪術;斎瓮を掘り据ゑ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ