デモクラシーの冒険
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デモクラシーの冒険
(集英社新書, 0266C)
集英社, 2004.11
- タイトル読み
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デモクラシー ノ ボウケン
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注記
人物・用語解説: p243-269
内容説明・目次
内容説明
一一〇〇万人を超える人類史上最大の反戦運動もむなしく、アメリカとその同盟国は、ついにイラク攻撃に乗りだします。デモクラシーを高らかに謳いあげる国々による圧倒的な暴力は、人々の意志が政策に反映されることのない絶望的な光景を、かえって浮き彫りにしました。果たして、政治はひと握りの人間によって決定され、他の者たちは粛々とそれに従うほかないのでしょうか?本書では、世界的に進行するデモクラシーの空洞化を多角的に分析しながら、私たちの政治参加の可能性を探ります。日豪屈指の知性による、深くて鋭い盛りだくさんの対話劇。「イラク戦争以後の民主主義入門書」を片手に、いっしょに考えてみませんか。
目次
- 序章 ヤギさん郵便、あるいはデモクラシーの議論への誘い
- 第1章 デモクラシーの空洞化—冷戦構造崩壊後、自由は勝利し、それによって自由な選択肢はなくなった
- 第2章 グローバル権力の誕生小史・第二次大戦後五〇年—国家と企業の癒着、民営化
- 第3章 政党、世論、ポピュリズム—デモクラシーのブラック・ボックス
- 第4章 直接民主主義と間接民主主義—デモクラシー思想の歴史と「外国人」
- 第5章 間奏曲「月夜の対位法」—デモクラシーは酸素なんだよね
- 第6章 ふたたび「暮らし」のなかへ—今、私たちに何ができるのか
「BOOKデータベース」 より