アジア経済論
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アジア経済論
(現代世界経済叢書, 4)
ミネルヴァ書房, 2004.11
- タイトル読み
-
アジア ケイザイロン
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注記
関連年表: p314-315
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
アジアは広大な地域を指すが、本書は東アジア(東南アジアを含む)を中心に地域横断的なテーマないしはトピックスを重点的に取り上げている。アジア経済が大きな関心を呼んでいる理由として、世界のなかで依然として最も経済的に活性化した地域であること、中国、ベトナムなどアジアの移行経済が大きく動き出したこと、ASEAN自由貿易地域(AFTA)、自由貿易協定(FTA)、メコン川流域総合開発などの地域統合の動きが加速化していること、そして日本とアジアの経済関係がさらに緊密の度を加えてきていること、などを指摘できよう。本書はそうした動向を踏まえ、東アジアの歴史的展開、経済成長の特質、工業化政策、通貨危機、環境問題、移行経済、地域統合、日本との貿易・投資などについて、最新のデータを用いて分析を行なう。
目次
- アジア経済の分析視点
- 東南アジア経済発展の歴史—小農社会の形成と崩壊
- 工業化政策の新動向
- 東アジアの経済発展と所得格差
- アジア経済危機から学ぶ
- アジア金融危機—再生と今後
- アジアの環境問題
- 移行経済の理論とベトナムの実践
- 地域統合の意義と課題—東アジアの地域統合を中心に
- リージョナリズムの台頭とAFTAの新展開
- メコン川流域総合開発
- 日本と東アジアの関係
- アジア経済の発展とその諸問題
「BOOKデータベース」 より