デリダの政治経済学 : 労働・家族・世界
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書誌事項
デリダの政治経済学 : 労働・家族・世界
御茶の水書房, 2004.11
- タイトル別名
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デリダの政治経済学 : 労働家族世界
- タイトル読み
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デリダ ノ セイジ ケイザイガク : ロウドウ カゾク セカイ
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内容説明・目次
内容説明
もしデリダの行っている解釈が本当に変化をもたらすのだとすれば、私たちはその解釈と変化を別の仕方で生産する、あるいは「生産する」のとは別の仕方で変えることができるのではないか?世界の世界化を、別の仕方で思考することができるのではないか?思考とは悲しみであり、悲しみを担うことこそ思考であった。デリダの微笑みに答えるためには、悲しみを新たな思考に変えることからはじめねばならない。
目次
- 第1章 喪の作業としての労働一般—マルクスの厄祓いとデリダの喪
- 第2章 詩人の自由と労働—デリダにおけるカント、スピヴァクにおけるマルクス
- 第3章 父権制の脱構築—エンゲルス、デリダ、コーネル
- 第4章 母権の痕跡—ヘーゲルにおけるアンティゴネについてのデリダの読解
- 第5章 世界化時代のプロフェッション—アーレントの人間とデリダの大学
- 第6章 新たな大地の鼓動—ハイデガーの世界とデリダの対話
- 追悼する—デリダの微笑み
「BOOKデータベース」 より