恐怖の詩学ジョン・カーペンター : 人間は悪魔にも聖人にもなるんだ
著者
書誌事項
恐怖の詩学ジョン・カーペンター : 人間は悪魔にも聖人にもなるんだ
(映画作家が自身を語る)
フィルムアート社, 2004.11
- タイトル別名
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John Carpenter : the prince of darkness
恐怖の詩学ジョンカーペンター : 人間は悪魔にも聖人にもなるんだ
- タイトル読み
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キョウフ ノ シガク ジョン カーペンター : ニンゲン ワ アクマ ニモ セイジン ニモ ナルンダ
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注記
ビブリオグラフィ: p238
フィルモグラフィ: p239-248
内容説明・目次
内容説明
神なき時代をサヴァイヴするホラー哲学の全貌!『ニューヨーク1997』『ハロウィン』『遊星からの物体X』『ゴースト・オブ・マーズ』などで、独自の映像世界を創り出してきたSF・ホラー映画の巨匠のすべて。
目次
- 強盗でもするように力ずくで映画にしなければならない—インサイド・ジョン・カーペンター
- 撮影、演出、編集、音楽…直観や即興をフル活用する—方法論
- 人間は悪魔にも聖人にもなるということに気づいた—青年時代と映画学校
- 「カーペンターの映画」が撮れることを証明せねばならなかった—『ダーク・スター』と『アイズ』
- 観客に憎まれながら生きねばならない監督稼業—『要塞警察』と『姿なき脅迫』
- 殺人鬼が人を殺すときに感じることを観客にも感じさせる—『ハロウィン』と『ザ・シンガー』
- アメリカを批判したいのではなく、こよなく愛してるんだ—『ザ・フォッグ』
- 仕事至上主義のアクションスター、カート・ラッセル誕生—『ニューヨーク1997』
- 人間性を失ってしまうことについての映画—『遊星からの物体X』
- 心と映画とのあいだに何のつながりもなかった—『クリスティーン』
- 母なる自然が人間の感情を表現してくれた—『スターマン/愛・宇宙はるかに』
- 映画監督をやめるにはまだ早すぎる—『ゴーストハンターズ』
- 完全な悪であるような、神の鏡像を作りたかった—『パラダイム』
- 歯止めの利かない資本主義に対して大声で反対を唱えた—『ゼイリブ』
- 透明人間の赤ん坊はカットされ、試みは失敗に終わった—『透明人間』と『ボディ・バッグス』
- 不可解さこそがこの映画の力である—『マウス・オブ・マッドネス』
- 現代の観客には古びた感性に映ったかもしれない—『光る眼』
- 実際の世の中をもう少し暗く描けばこの未来像になる—『エスケープ・フロム・L.A』
- 無垢の人間が悪人の眼を通してものを見たらどうなるか—『ヴァンパイア/最期の聖戦』
- 愛、死、戦争、肉欲…火星には人間の暗いエモーションが投影されてきた—『ゴースト・オブ・マーズ』
「BOOKデータベース」 より