ニーチェ私論 : 道化、詩人と自称した哲学者

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ニーチェ私論 : 道化、詩人と自称した哲学者

岡田紀子著

(《思想*多島海》シリーズ)

法政大学出版局, 2004.11

タイトル別名

ニーチェ私論 : 道化詩人と自称した哲学者

タイトル読み

ニーチェ シロン : ドウケ シジン ト ジショウ シタ テツガクシャ

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内容説明・目次

内容説明

ニーチェのいう「造形的・治癒的・模造的・再製的」な力を有する「自由な精神」をもって、ニーチェのテクスト群をゲリラ的に渡り歩き、稀有な思想家の豊かな比喩や逆説、脈絡の深い洞察を読み解く試み。言葉と詩をめぐっては連歌を援用し、自然支配や戦争の肯定には不耕起農法や戦争否認の主張を対置し、ハイデガーの解釈も問い直しつつ、子供と遊びの境地に至るニーチェ独自の思想世界を照射する。

目次

  • 第1章 道徳批判の展開
  • 第2章 「系譜学」という方法
  • 第3章 科学の批判、あるいは認識の問題
  • 第4章 意志、そして権力意志の哲学(一)『善悪の彼岸』と『ツァラトゥストラ』
  • 第5章 『ツァラトゥストラ』と言葉の問題
  • 第6章 意志、そして権力意志の哲学(=)『遺稿』を中心に
  • 第7章 結び

「BOOKデータベース」 より

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