書誌事項

テレビのからくり

小田桐誠著

(文春新書, 419)

文藝春秋, 2004.12

タイトル読み

テレビ ノ カラクリ

大学図書館所蔵 件 / 97

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p241-243

内容説明・目次

内容説明

いまや国民最大のメディアとなったテレビ。ニュース、スポーツ、ドラマ、バラエティと番組のジャンルは他メディアを圧倒する。しかし、そこには不思議な点も多い。番組の指標の一つにすぎない「視聴率」という業界内の“地域通貨”が市民権を得て流通するようになったのは何故か?制作費流用疑惑に揺れるNHKの戦略とは何だったのか?一方、変革著しい放送技術の陰で、現場ではいまだに手仕事に近い職人芸が残っている。彼らテレビマンは何を考えながら番組づくりをしていたのか…。日々の放送からは窺いしれない、摩訶不思議な世界の全貌を明らかにする。

目次

  • 第1章 「良い番組」と「悪い番組」(視聴率とニュース戦争;『ニュースステーション』の軌跡 ほか)
  • 第2章 テレビの花形たち(「深夜枠」から「ゴールデンタイム」に進出した「へぇ」;「タメになる」より、「くっだらねぇな」 ほか)
  • 第3章 番組誕生—クイズ番組の系譜から(すべては「セブンミステリー」から始まった;歴史を「学ぶ」のではなく「遊ぶ」には ほか)
  • 第4章 NHKのメディアミックス戦略とは?(NHK“モンロー主義”;「海に火輪を、組織に風穴を」 ほか)
  • 第5章 テレビ業界への第一歩(「発想がつぶれる」とADをいやがる新人;多様な採用システム ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ