夢想の詩学
著者
書誌事項
夢想の詩学
(ちくま学芸文庫, [ハ-14-4])
筑摩書房, 2004.12
- タイトル別名
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La poétique de la rêverie
- タイトル読み
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ムソウ ノ シガク
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注記
原著 (Presses universitaires de France, 1960) の翻訳
初版 (思潮社, 1976.6) の文庫版
内容説明・目次
内容説明
バシュラールの詩論は、地・水・火・風の四元素を核とした物質的想像力論を経て、より柔軟な現象学的な方法論によって空間・時間へと展開していく。本書ではまず、夢想は、主体の意識を残す存在としてとらえられる。そして、温かく優しいアニマ的なものによって包まれた幼少期の記憶が、大人のなかにも楽園として存在しつづけ、それが夢想の源泉となることを解明していく。幼少時代への回帰から宇宙的なコギトへと、最晩年にいたって記されたバシュラール詩学の深い境地。
目次
- 第1章 夢想についての夢想、語をめぐる夢想家
- 第2章 夢想についての夢想“アニムス”‐“アニマ”
- 第3章 幼少時代へ向う夢想
- 第4章 夢想家の“コギト”
- 第5章 夢想と宇宙
「BOOKデータベース」 より