馬賊で見る「満洲」 : 張作霖のあゆんだ道
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書誌事項
馬賊で見る「満洲」 : 張作霖のあゆんだ道
(講談社選書メチエ, 317)
講談社, 2004.12
- タイトル別名
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馬賊で見る満洲 : 張作霖のあゆんだ道
- タイトル読み
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バゾク デ ミル マンシュウ : チョウ サクリン ノ アユンダ ミチ
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注記
中国近代史・日中関係史関連年表, 張作霖関連年表: p6-[7]
参考文献: p224-235
内容説明・目次
内容説明
馬賊が誕生した清末期。あるものは官憲の銃弾に倒れ、あるものは混乱を潜りぬけ略奪者から脱却し、軍閥の長として中原の覇権をうかがう。覇権に最も近づいた男=「東北王」張作霖とその舞台の激動の歴史をたどり、併せて日本にとって「満洲」とは何だったのかを考える。
目次
- 第1章 「馬賊」はなぜ現れたのか?(「馬賊」のイメージ;軍隊へのまなざし ほか)
- 第2章 張作霖登場—「馬賊」から「軍閥」へ(張作霖はなぜ「馬賊」になったのか?;帰順とその後の活躍 ほか)
- 第3章 王永江と内政改革—軍閥期の「満洲」(張作霖と王永江の出会い;王永江の奉天省財政改革;保境安民—王永江の内治政策;郭松齢事件から王永江辞任まで;張作爆殺)
- 第4章 日本人と「馬賊」(第一次満蒙独立運動(一九一一〜一二年);第二次満蒙独立運動(一九一五〜一七年);日本人の「馬賊」体験;「馬賊」・匪賊たちの群像;匪賊を支えるもの—編成、出身、心性)
- 終章 現代日本にとっての「満洲」・「馬賊」(「馬賊」とは何だったのか;新しい「満洲」像へ)
「BOOKデータベース」 より