書誌事項

サウジアラビア中東の鍵を握る王国

アントワーヌ・バスブース著 ; 山本知子訳

(集英社新書, 0274A)

集英社, 2004.12

タイトル別名

サウジアラビア : 中東の鍵を握る王国

L'Arabie Saoudite en question

タイトル読み

サウジアラビア チュウトウ ノ カギ オ ニギル オウコク

注記

原書名:L'Arabie Saoudite en question

内容説明・目次

内容説明

王家の名を冠した世界で唯一の国サウジアラビア。イスラームの聖地があり、豊富な原油埋蔵量を持ち、ビン・ラディンの祖国であり、テロリストを多数輩出し、それでいてアメリアの同盟国でもある国とは、果たしてどんな国なのだろうか。サウジアラビアを理解するためには、この国を支配しているワッハーブ主義に目を向けなければならない。イスラームでも特に厳格なこの宗派のイデオロギーが、サウジアラビアの独自性を生み出している。アラブ世界に精通する専門家が、建国の歴史や現代サウジ社会の現実、アメリカなど西欧世界との関係、テロリズムとの関わりについて、明らかにする。

目次

  • 第1章 “テロリスト”と“英雄”(イスラームのチェ・ゲバラ;ビン・ラディン計画の亀裂 ほか)
  • 第2章 経典と剣の王国(一七四四年の建国協約;統一の偉業 ほか)
  • 第3章 ワッハーブ主義—戦闘的イスラーム(長老アブデルアジズ・ビン・バーズによる世界;キリスト教徒とユダヤ教徒を憎む義務 ほか)
  • 第4章 サウジアラビアとアメリカの決別(ウラマーが固執する署名する;サウジアラビア高官の困惑げな弁護 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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