戦争の考古学
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戦争の考古学
(佐原真の仕事 / 佐原真著 ; 金関恕, 春成秀爾編, 4)
岩波書店, 2005.1
- タイトル読み
-
センソウ ノ コウコガク
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注記
解説: 松木武彦
参考文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
人類の歴史のなかで、戦争を始めたのはごく最近のこと。人間には「殺しの本能」はなく、戦争は必ずやめられる—。著者のこの主張の出発点には、弥生時代の集落で鏃の顕著な重量化を発見した若き日の研究があった。長く狩猟に使われた鏃が、なぜ武器に転じたのか。社会の変化を読み解き、世界各地での戦争の起源の考察へと発展した論考を収める。
目次
- ヒトはいつ戦い始めたか
- 1 武器論(石製武器の発達;かつて戦争があった—石鏃の変質;石弾・土弾研究の近況 ほか)
- 2 戦争の起源(日本・世界の戦争の起源;世界の戦争考古学)
- 3 戦争と社会(農業の開始と階級社会の形成;大和川と淀川;家畜・奴隷・王墓・戦争—世界の中の日本)
「BOOKデータベース」 より