乳房論
著者
書誌事項
乳房論
(ちくま学芸文庫, [ヤ-13-1])
筑摩書房, 2005.1
- タイトル別名
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A history of the breast
乳房論 : 乳房をめぐる欲望の社会史
- タイトル読み
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チブサロン
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注記
原著 (Alfred A. Knopf, c1997) の翻訳
「乳房論 : 乳房をめぐる欲望の社会史」(トレヴィル , 1998.2)の文庫版
参考文献: p442-457
その他のタイトルはカバージャケットによる
内容説明・目次
内容説明
女性の乳房は、さまざまな意味を与えられてきた。乳幼児を養うもの、男性によって愛撫されるもの、芸術家にインスピレーションを与えるもの、法規制によって隠蔽を義務付けられるもの、そして女性自身のもの。それは、乳房を所有しているのは誰なのか、という問題にも直結してくる。各種の社会体制や欲望の対象になってきた乳房を、古代から現代にいたるまで総覧する文化史。図版多数。
目次
- 序章 移り変わる意味
- 第1章 聖なる乳房—女神、女神官、聖書に登場する女性、聖女、聖母
- 第2章 エロティックな乳房—「天空の形をした球」
- 第3章 家庭的な乳房—オランダの間奏曲
- 第4章 政治的な乳房—国家のための乳房
- 第5章 精神分析学上の乳房—注目される体
- 第6章 商品化された乳房—コルセットからサイバー・セックスまで
- 第7章 医学的乳房—命を与えるものと命を破壊するもの
- 第8章 解放された乳房—政治、詩、そして絵画
- 第9章 危機にある乳房
「BOOKデータベース」 より