寺田寅彦と現代 : 等身大の科学をもとめて
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寺田寅彦と現代 : 等身大の科学をもとめて
みすず書房, 2005.1
- タイトル読み
-
テラダ トラヒコ ト ゲンダイ : トウシンダイ ノ カガク オ モトメテ
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内容説明・目次
内容説明
寺田寅彦は「二つの文化」、自然科学と文学という二つの領域において輝かしい業績を遺した。科学にあっては、ゆらぎやアポトーシスなど、複雑系の科学への流れを想定し、映画や連句においてはモンタージュ論によって芸術理論の革新を計った。本書は、科学における多くの先見の明、戦争や地震災害にたいする対応などから、多面的な人間=寅彦の全体像を初めて明らかにし、その遺産を近・現代科学史に位置づけた刺激的な労作である。
目次
- 第1章 「二十世紀の予言」と現代
- 第2章 寺田寅彦が提唱した新しい科学
- 第3章 技術と戦争を巡って
- 第4章 科学・科学者・科学教育
- 第5章 自然災害の科学
- 第6章 科学と芸術
- 第7章 寅彦と宇吉郎、そして現代
「BOOKデータベース」 より