日本人に合った精神療法とは
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書誌事項
日本人に合った精神療法とは
(NHKブックス, 1018)
日本放送出版協会, 2005.1
- タイトル読み
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ニホンジン ニ アッタ セイシン リョウホウ トワ
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注記
参考文献: p[247]
内容説明・目次
内容説明
いじめがはびこる学校、幼児虐待に走る男、リストラや経営難による中高年のうつ、そしてネット集団自殺…。日本では今、かつてないほど心の病が蔓延している。日本人独特の心理特性を無視して、アメリカ人のためのアメリカ流の精神療法をそのまま適用している現在の日本の精神医療は、本当にこのままでいいのか?ボーダーライン、多重人格の治療の第一人者である著者が、日本の精神医療の現場で行われている各療法の是非をひとつひとつ検討し、さらに三十年間の臨床データによって構築した独自の精神療法を開示する。「真に日本人の心理特質に合った精神療法とは何か」を世に問う意欲的な試み。
目次
- 第1章 日本人の心理特性に合った精神療法の必要性
- 第2章 日本に多いいわゆる「支持療法」の現状
- 第3章 「力動精神療法」とその日本での適用
- 第4章 「認知行動療法」は日本で本当に行われているのか
- 第5章 日本人に適した「行動療法」のやり方とは何か
- 第6章 「現象学的精神療法」と日本人に対する適用性
- 第7章 日本人に向いている「日本流」ユング分析心理学
- 第8章 日本人に特異的に多い精神障害
「BOOKデータベース」 より