死体はみんな生きている
著者
書誌事項
死体はみんな生きている
日本放送出版協会, 2005.1
- タイトル別名
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Stiff : the curious lives of human cadavers
死体はみんな生きている
- タイトル読み
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シタイ ワ ミンナ イキテ イル
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注記
原著 (c2003) の翻訳
参考文献: p344-349
内容説明・目次
内容説明
死体はスーパーヒーローだ。火を恐れず、高いビルからの落下もいとわず、頭を取り外されても文句を言わない。同時に何か所にいることもできる。ただ灰になったり、土の中でじっと横たわったりする以外に、死体だからこそ成し遂げられるすばらしい業績があるのだ。自動車事故の実験台になる、美術展示品になる、植物に取り込まれる、などなど。死体が私たちのためにしてきた貢献と、将来私たちが死体となってできることについて、きわめて率直に述べた画期的な書。
目次
- 頭は無駄にできないすごいもの—死体で手術の練習
- 解剖の罪—人体解剖の始まり以来の死体泥棒などのあさましい物語
- 死後の生—人間の腐敗と防腐処理
- 死人が運転する—人体衝撃試験ダミーと恐ろしいが不可欠な耐衝撃性の研究
- ブラックボックスを超えて—搭乗者の遺体が衝突のシナリオを語るとき
- 軍隊に入った死体—弾丸と爆弾の難しい倫理
- 聖なる死体—はりつけ実験
- 死んだかどうか見分ける方法—心臓が動いている死体、生き埋め、魂の科学的探究
- 頭だけ—断頭、蘇生、人間の頭部移植
- 私を食べなさい—薬としての食人風習と人肉団子事件
- 火ではなく、コンポストへ—新しい死後の生
- 著者の遺体—どうなることやら
「BOOKデータベース」 より