角栄失脚 : 歪められた真実
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書誌事項
角栄失脚 : 歪められた真実
(Kobunsha paperbacks, 49)
光文社, 2004.12
- タイトル別名
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The truth of lockheed scandal
- タイトル読み
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カクエイ シッキャク : ユガメラレタ シンジツ
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注記
主要参考文献: p234-240
内容説明・目次
内容説明
なぜ日本の政治家politiciansは口をそろえて「アメリカに逆らったら、田中角栄みたいに潰される」と言うのだろうか?なぜ「CIAにスキャンダルを握られたらおしまい」と言うのだろうか?1974年、金脈追及で退陣した角栄は、その2年後、米上院Senateの小委員会で発覚したロッキード事件Lockheed Scandalで葬り去られた。この戦後日本最大のスキャンダル以降、「角栄はアメリカの逆鱗に触れた」という“アメリカ陰謀説”が流布widespreadすることとなった。最初にこの説を唱えた田原総一朗から、石原慎太郎や中曽根康弘などの政治家に至るまで、今でもこの説を信じきっている。これが、現在の日本の対米追従の原因となっているのだ。しかし、これは真実the truthなのだろうか?膨大な米外交機密文書と徹底した現地取材を基に、今、その真実に迫る。
目次
- 1 キャッシンジャーとの秘密会談
- 2 角栄・最後の栄華
- 3 転落の始まり
- 4 さまざまな陰謀説
- 5 陰謀説はこうして生まれた
- 6 策略という名の外交
- 7 第2のロッキード事件
「BOOKデータベース」 より