かぶき
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かぶき
(ちくま学芸文庫, [ク-12-1])
筑摩書房, 2005.2
- タイトル読み
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カブキ
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注記
1954年7月, 寧楽書房刊, 1969年7月, 學藝書林再刊
底本: 學藝書林版第2刷(1976.9)
内容説明・目次
内容説明
日本の芸能研究に大きな足跡を刻んだ著者の、幻の名著。荒事、悪態、かるわざ、六法などかぶきの様式の源流について、また猿若、道化といった役柄の出現と変遷について、さらにそうした芸能を担った人々の実像について、独自な視点で掘り下げた、克明な考証的研究。既成の演劇理論に捉われず、広く民俗芸能を視野に入れ、社会史・風俗史からのアプローチも取り入れて、時代の息吹のなかでのかぶき生成の実相に迫った本書は、その後の研究に大きな影響を与えた。
目次
- 第1編 かぶきの様式(饗宴の芸術—かぶきの本質とその様式;荒事の成立;悪態の芸術;髪梳の系譜;「かるわざ」の系譜;たての源流;六法源流考;出端と引込みのノート)
- 第2編 かぶきの成立(力者とその芸能;河原者と芸術;猿若の研究;道化の誕生;のろま管見;茶かぶき;三味線の登場)
「BOOKデータベース」 より