階級と国民国家の「長い19世紀」
著者
書誌事項
階級と国民国家の「長い19世紀」
(叢書「世界認識の最前線」, . { ソーシャルパワー : 社会的な「力」の世界歴史 / マイケル・マン著 ; 森本醇,
NTT出版, 2005.1-2005.2
- 上
- 下
- タイトル別名
-
The rise of classes and nation-states, 1760-1914
The sources of social power
階級と国民国家の長い19世紀
ソーシャルパワー : 社会的な力の世界歴史
- タイトル読み
-
カイキュウ ト コクミン コッカ ノ ナガイ 19セイキ
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注記
原著 (Cambridge University Press, 1993) を上下2分冊のかたちで訳出したもの
典拠文献一覧: 上: p364-394. 下: p458-500
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784757140592
内容説明
イギリス産業革命、アメリカ独立革命、フランス大革命を成しとげた諸階級の闘いぶりと、帝国ドイツの勃興・ハプスブルク帝国の衰退をもたらした社会的な“力”のダイナミックな絡みあいを描く。
目次
- 第1章 一七六〇‐一九一四年の「長い一九世紀」に何が起こったか—あるいは、社会的な“力”の絡みあいとしての西欧近代
- 第2章 資本主義が発達し、言説型の読み書きが伝播した—あるいは、市民社会と国家の密接な絡みあい
- 第3章 「結晶化」と「多形性」 近代国家理論を再編成する—あるいは、市民社会と国家を結ぶ制度と機能
- 第4章 世界歴史的社会革命としての産業革命を担った人びと—あるいは、旧体制と小ブルジョアジーが協同した自由主義
- 第5章 アメリカ革命とは、いかなる革命だったのか—あるいは、「合衆国」の誕生とその諸特徴
- 第6章 階級革命としてのフランス革命の成り行き—あるいは、ブルジョアジーの勝利と中央集権的国民国家の成立
- 第7章 「階級」と「国民」が歴史の表舞台に登場する—あるいは、西欧近代史の創造的局面
- 第8章 資本主義の拡大と国民国家間闘争の激化—あるいは、覇権強国理論=「帝国」イデオロギーへの批判
- 第9章 ドイツ帝国が権威主義的国民資本主義を創出した—あるいは、「ドイツ」をめぐる闘争・1
- 第10章 ハプスブルク帝国に見る王朝的多元連合制の挫折—あるいは、「ドイツ」をめぐる闘争・2
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784757140820
内容説明
人類史上未曽有の世界大戦はなぜ、どのようにして起こったのか?君主、国家エリート、資本家、中産階級キャリアリスト、労働者、農民など、多様な「国民」アクターの“力”の絡みあいを徹底分析。
目次
- 第11章 近代国家の勃興1・量的データに見るその複雑な発展のプロセス—あるいは、一九世紀に起こった国家機能の大転換
- 第12章 近代国家の勃興2・軍事的な“力”の自律性が増した—あるいは、軍事優先主義の砦としての軍人カースト
- 第13章 近代国家の勃興3・官僚制化の大幅な進展が見られた—あるいは、私的な公職保有から公的な行政管理への道程
- 第14章 近代国家の勃興4・民政的諸機能が急速に成長した—あるいは、インフラ整備・経済介入・福祉活動の拡大
- 第15章 イギリス労働者階級の決起と闘争・一八一五‐一八八〇年—あるいは、「チャーティスト運動」の敗北とその前後
- 第16章 小ブルジョアジー・キャリアリスト・専門職従事者が活躍した—あるいは、われらが国民国家の担い手としての中産階級
- 第17章 第二次産業革命期の階級闘争1・イギリス労働運動の成り行き—あるいは、国民国家との絡みあいから生まれ出たあいまい性
- 第18章 第二次産業革命期の階級闘争2・主要国の労働運動—あるいは、政治的な“力”の結晶化が生んだ国ごとの多様性
- 第19章 第二次産業革命期の階級闘争3・農民はどう闘ったか—あるいは、小農民階級のアイデンティティーと利害の両義性
- 第20章 「長い一九世紀」をめぐる理論的結論—あるいは、階級・国家・国民と、社会的な“力”の四つの源泉
- 第21章 歴史経験の頂点で塹壕から飛び出す—あるいは、地政学と階級闘争と第一次世界大戦
「BOOKデータベース」 より