スクリーンの中の戦争
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書誌事項
スクリーンの中の戦争
(文春新書, 425)
文藝春秋, 2005.2
- タイトル読み
-
スクリーン ノ ナカ ノ センソウ
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内容説明・目次
内容説明
本当は日本人が撮るべきだった、スピルバーグ『太陽の帝国』。『地獄の黙示録』はなぜ途中から難解・意味不明になっていくのか。『パール・ハーバー』で感動する困った若者たち。『破れ太鼓』が描く父親はなぜ哀しいか。『東京物語』に隠された普遍のメッセージとは。—多くの人たちに惜しまれながら世を去った博覧強記の政治思想史家は、意外な映画好きだった。歴史を見抜く鋭い視点で、映画の一段と奥深い楽しみ方を教えてくれる、知的啓発に満ちた書。
目次
- 第1章 戦争映画の嘘と真実—『パール・ハーバー』『トラ・トラ・トラ!』
- 第2章 ハリウッドが描く「日本人の戦争」—『太陽の帝国』
- 第3章 「白人の妄想」としてのアジア—『地獄の黙示録』『エマニエル夫人』
- 第4章 やり切れない日常を壊すもの—『タクシー・ドライバー』
- 第5章 庶民の記憶する幸福な歴史—『明治天皇と日露大戦争』
- 第6章 アウトローたちの見た軍隊—『真空地帯』『拝啓天皇陛下様』
- 第7章 父と子の戦中・戦後—『陸軍』『破れ太鼓』
- 第8章 普遍と日常—『東京物語』
「BOOKデータベース」 より