流血の夏
著者
書誌事項
流血の夏
大日本絵画, 1999.7
- タイトル別名
-
Verinen kesä : kannaksen suurtaisteluissa kesällä 1944
- タイトル読み
-
リュウケツ ノ ナツ
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注記
作図:小野寺徹,佐藤理
文献:p407
内容説明・目次
内容説明
1944年夏、フィンランドに2度目の奇跡が起こった。夜が訪れることのない北欧の夏。北フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸した3日後。フィンランド南部、カレリヤ地峡の前面に恐るべきロシア軍の大軍が蝟集していた。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍は、たちまちフィンランド軍の戦線を破り、重戦車の大軍を先頭に10日間で百キロを前進。首都ヘルシンキを中心とした南部フィンランド全域の占領も間近と思われたそのとき、全予備兵力を結集したフィンランド軍による乾坤一擲の大反撃が発起された。そして起こるはずのないことが起こった。ロシア軍による戦略攻勢を挫折させたフィンランド軍の驚くべき敢闘。
目次
- 1944年6月、流血の夏が来た
- フィンスカ行っちゃったその年の夏まで
- レニングラードまで30キロ「白く輝く島」のソ芬国境陣地
- 全機出撃!レニングラード方面軍夏季攻勢を発起
- わたしの息子が戦死したよ反撃失敗
- 地峡で何かろくでもないことが戦線を突破するロシア軍突撃部隊
- 猟兵旅団の全兵力を以て攻撃せよ前線に急行する戦車師団
- 初めての流血対戦車砲と戦車、ポルヴィセルカでの決闘
- 対戦車兵器求む!快進撃をつづけるロシア軍機動集団
- やった燃えている!フィンランド空軍爆撃機の薄暮攻撃〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より