書誌事項

近代・労働・市民社会

東條由紀彦著

(Minerva人文・社会科学叢書, 100 . 近代日本の歴史認識||キンダイ ニホン ノ レキシ ニンシキ ; 1)

ミネルヴァ書房, 2005.2

タイトル別名

近代労働市民社会

タイトル読み

キンダイ ロウドウ シミン シャカイ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、「市民としての労働者」の視点から日本の近代社会の歴史的位置を明らかにするとともに、そうした諸個人(=市民)の固有のあり方という視点から日本社会の歴史に貫通するある種の「構成原理」をも比較史的に示す。

目次

  • 第1部 総論—日本近代社会の論理的再検討(近代・労働・市民社会;「複層的市民社会」としての日本近代社会;「複層的市民社会」の歴史的形成;「同職集団」の生成と展開;まとめに代えて—伝統的唯物史観の再構成)
  • 第2部 各論—日本近代複層的市民社会の諸相(初期製鉄業と職工社会—幕末日本の市民社会状況と前提としての「同職集団」;産業革命期日本労働者の基本構成—複層的市民社会とその分節的存在構造;「キカイ」の出現と生活世界—他者性としての資本と複層的市民社会;「キカイ」と「年季者」の遭遇—「生計補充」型労働力と「コの交換」;「タコ人夫」社会と同職集団—複層的市民社会と攻撃性;工場法の法理—「道徳性としての国家」の出現)

「BOOKデータベース」 より

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