男女七人ネット心中 : マリアはなぜ死んだのか
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書誌事項
男女七人ネット心中 : マリアはなぜ死んだのか
新紀元社, 2005.2
- タイトル別名
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男女七人ネット心中 : マリアはなぜ死んだのか
- タイトル読み
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ダンジョ シチニン ネット シンジュウ : マリア ワ ナゼ シンダノカ
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内容説明・目次
内容説明
2004年10月12日、埼玉県皆野町の山中で男女七人がレンタカーの中で死亡しているのが発見された。死因は練炭による一酸化炭素中毒だった。北は青森から南は佐賀まで、全国各地から集まった七人の接点は、インターネット。いわゆる「ネット心中」である。連鎖的に、いわば流行のように広がった自殺の手段だった。「過去最高の人数」の自殺者を出したこの事件は、世間の注目を浴び、この集団自殺の呼びかけ人「マリア」から計画を知らされていた著者に、マスコミは殺到した。マリアはなぜ死を選んだのか?事件が浮き彫りにする若者たちの「生きづらさ」とは?“準当事者”の著者が、今急増する「ネット心中」の背景に迫る。
目次
- Introduction 七人が見た最後の風景
- 1 マリア(事件当日—マリアと六人の軌跡;マリアの人生—死にたいのではなく「死にたい症候群」;七人の自殺志願者—八人目の志願者ユウジとのメールから ほか)
- 2 生きづらさのサイン(インターネット・コミュニケーション—ヴァーチャルな私、オンラインの私;チャット依存—つながってる感覚、構ってもらえる関係;援助交際—自分を物語るもの、承認するもの ほか)
- 3 わかれ道(自らの命をひとりで—周囲にメッセージとして伝わらない;癒し—生きづらさを見つめ直して;模索—生と死の狭間で ほか)
「BOOKデータベース」 より