売文生活
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売文生活
(ちくま新書, 523)
筑摩書房, 2005.3
- タイトル読み
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バイブン セイカツ
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注記
参照文献一覧: p248-265
内容説明・目次
内容説明
投稿生活をへて作家・ジャーナリストとなった著者のみならず、物書きにとってお金の問題は避けて通ることのできない重大事だ。本邦初の“フリーエージェント宣言”をなし遂げた文豪・夏目漱石、公務員初任給の一〇〇倍は稼いでいた「火宅の人」檀一雄、「底ぬけビンボー暮らし」に明け暮れた作家・松下竜一…。明治の文士から平成のフリーライターまで、物書きたちはカネと自由を求めて苦闘してきた。本書ではそうした姿を、出版界の“秘部”とも言いうる「原稿料事情」を通じて描き出す。類例なき作家論にして日本文化論である。
目次
- 序章 私的売文生活入門
- 第1章 原稿料とは何か
- 第2章 幸せな黄金時代
- 第3章 標準としての夏目漱石
- 第4章 トップランナーたちの憂鬱
- 第5章 貧乏自慢もほどほどに
- 第6章 現代日本の原稿料事情
- 終章 お金も自由も
「BOOKデータベース」 より