植民地下の台湾における学校唱歌教育の成立と展開

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植民地下の台湾における学校唱歌教育の成立と展開

劉麟玉著

雄山閣, 2005.2

タイトル読み

ショクミンチカ ノ タイワン ニオケル ガッコウ ショウカ キョウイク ノ セイリツ ト テンカイ

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注記

博士論文 (お茶の水女子大学 2002年) を刊行したもの

主要参考文献: p199-220

本書に関わる台湾音楽教育関連年表: p221-227

内容説明・目次

内容説明

台湾への唱歌教育導入における伊沢修二の役割、唱歌教育に関する法令の変遷、教員の唱歌教育に対する認識、唱歌教材の郷土性の問題などを論ずる。

目次

  • 第1章 伊沢修二と植民地台湾の学校唱歌の成立(1895‐1897)(台湾教育の始まりから唱歌教育の実施まで;伊沢修二が台湾に唱歌教育を導入した理由;結び)
  • 第2章 台湾総督府制定学校唱歌要旨の変遷(初等教育における唱歌要旨についての考察;師範教育における唱歌規程についての考察;結び)
  • 第3章 明治期の雑誌記事からみた唱歌教育の模索(『国語学校校友会雑誌』に掲載された唱歌教育関係の記事;『台湾教育会雑誌』からみた唱歌教授の思想と実態;結び)
  • 第4章 唱歌教科書についての考察—台湾総督府出版の唱歌集を中心に(台湾総督府第1期教科書『公学校唱歌集』(1915)の出版経緯—一条慎三郎との関わり;第1期教科書『公学校唱歌集』(1915)の特徴;台湾総督府第2期教科書『公学校唱歌』(1934−35)の成立過程;第2期教科書『公学校唱歌』(1934−35)の特徴;結び)

「BOOKデータベース」 より

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