チリの闇 : 行方不明者を持った家族の証言

書誌事項

チリの闇 : 行方不明者を持った家族の証言

中王子聖著

(心をケアするBOOKS)

彩流社, 2005.3

タイトル別名

The shadows of Chile

タイトル読み

チリ ノ ヤミ : ユクエ フメイシャ オ モッタ カゾク ノ ショウゲン

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内容説明・目次

内容説明

ピノチェトによるクーデター(1973年9月11日)は17年もの長きに亘る軍政を敷いた。拉致・行方不明者、処刑者、拷問の被害者など、多くの犠牲を人民に強いた。また、いまなお多くの人びとが精神的な治療の必要ありとされている。軍政は1990年に終わった。だが、その後も軍は力を有し、軍政時代における人権侵害者への罪の追及は遅々として進まない。軍政が終わっても、人権侵害の問題は終わってはいないのだ。著者は1997年から「失踪者」に関する研究調査を開始し、2000年9月から約半年、首都サンティアゴとパラルで失踪者を持つ家族に取材。そこから、行方不明者の家族における「こころ」の問題を探り、まさに「いま」の問題として提起する。

目次

  • 第1部 チリ小史(独立以前(〜一八一八年);独立以後から世界恐慌まで(一八一八〜一九三二年);保守派と軍人のライバル意識;自由のなかの革命(一九六四〜一九七〇年);アジェンデ政権の誕生—チリ、社会主義への道(一九七〇年) ほか)
  • 第2部 証言集(オリビア・サソ・ガンボア;イネリア・エルモシージャ;アナ・サエス;ドリス・メニコーニ・ロルカ;フリア・ガルターノ・エスコバール ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA71499178
  • ISBN
    • 4882029065
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    274p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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