メディアの権力性
著者
書誌事項
メディアの権力性
(ジャーナリズムの条件 / 筑紫哲也 [ほか] 編, 3)
岩波書店, 2005.4
- タイトル読み
-
メディア ノ ケンリョクセイ
大学図書館所蔵 全238件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
シリーズ「ジャーナリズムの条件」の他の編者: 佐野眞一, 野中章弘, 徳山喜雄
内容: 総論: 報道と権力をめぐる対峙と癒着, I: 巨大メディアはいま(「権力化・企業化する巨大メディア」-「日刊紙創刊に立ちはだかる壁」), II: 公権力とメディア(「司法とメディア」-「「論ずる」ことの再生を求めて」), III: フリー・ジャーナリストとしての格闘(「フリー取材の過酷な現実」-「宗教ジャーナリズム確立のために」)
収録内容
- 報道と権力をめぐる対峙と癒着 / 佐野眞一 [執筆]
- 権力化・企業化する巨大メディア : 日本経済新聞社の場合 / 大塚将司 [執筆]
- 政治権力とメディア : NHKの場合 / 川崎泰資 [執筆]
- 新聞の「限界」と可能性 / 北村肇 [執筆]
- 批判機能を失った地方紙 : 転落した「地方紙の星」 : 鳥取・『日本海新聞』の迷走 / 大滝純治 [執筆]
- 日刊紙創刊に立ちはだかる壁 / 築地達郎 [執筆]
- 司法とメディア / 宮本雅史 [執筆]
- オウム報道をめぐるメディアの権力性 / 森達也 [執筆]
- 個人情報保護法と表現の自由 : 市民社会から切り離されるジャーナリスト / 吉岡忍 [執筆]
- 権力そのものと化す大手新聞 / 斎藤貴男 [執筆]
- 日テレ視聴率買収事件 : 報道の公共性と企業の公益性 / 名和靖将 [執筆]
- NHK・ETV2001改竄の裏側 / 中村信也 [執筆]
- 芸能プロダクションとテレビ・ポリティックス / 丸山昇 [執筆]
- 「論ずる」ことの再生を求めて : 私の実感的「論壇」論 / 上丸洋一 [執筆]
- フリー取材の過酷な現実 / 瀧井宏臣 [執筆]
- ヤクザ・暴力団への取材 / 溝口敦 [執筆]
- 「一人社会部」として : 警察組織の闇に挑む / 曽我部司 [執筆]
- 「自己責任論」の本質 : イラク人質事件の当事者となって / 安田純平 [執筆]
- 徒手空拳で権力と闘う / 山岡俊介 [執筆]
- 宗教ジャーナリズム確立のために / 藤田庄市 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
権力を監視し批判する役割を担っていたはずのマスコミが、巨大メディア産業と化し、権力との距離を見失ってはいないか?メディア組織の中で働くジャーナリストが、ジャーナリストである前に、メディア企業人に成り下がってはいないか?市民の目線に立ち、市民の声を伝えることを自覚すべきジャーナリズムが、市民からの厳しい視線に囲まれて、立ち往生してはいないか?不信と逆風にさらされる中、再度、公権力とメディアとの距離を点検してみよう。企業の中で組織に埋没しない組織ジャーナリストたちの葛藤、徒手空拳で権力と格闘するフリージャーナリストたちの格闘に注目してみよう。
目次
- 総論 報道と権力をめぐる対峙と癒着(「四番目の権力」に成り下がったジャーナリズム;本冊のねらいと構成;劣化するジャーナリズム;信頼回復のために;ジャーナリストとしての強い志)
- 1 巨大メディアはいま(権力化・企業化する巨大メディア—日本経済新聞社の場合;政治権力とメディア—NHKの場合;新聞の「限界」と可能性;批判機能を失った地方紙;日刊紙創刊に立ちはだかる壁)
- 2 公権力とメディア(司法とメディア;オウム報道をめぐるメディアの権力性 ほか)
- 3 フリー・ジャーナリストとしての格闘(フリー取材の過酷な現実;ヤクザ・暴力団への取材 ほか)
「BOOKデータベース」 より