地形と人間
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地形と人間
古今書院, 2005.4
- タイトル読み
-
チケイ ト ニンゲン
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
人間は自然の中で生かされている生物のひとつである。人間諸活動の中心舞台は地表である。地表の形態である地形はつねに変化し、場の条件によって固有の変化の特性をもっている。人間はそれぞれの地形に適応し、さらには、より効率的な利用法を求めながら生活圏を拡大してきた。したがって、人間の歴史は自然との共生や対立の歴史でもある。そこで、人間活動の舞台である自然環境のベースとしての地形について、その成り立ちや性質、特徴を把握し、それぞれの地域での人間活動の様相をたどり、地形と人間とのかかわりを検討してみたい。
目次
- 京都—盆地の地形と人間活動
- 近江盆地・琵琶湖—日本最大の湖を湛える盆地
- 奈良—古都を育んだ内陸盆地
- 大阪平野—改変され続けた土地と川
- 瀬戸内海—沿岸低地のなりたちと地形環境
- 南九州—活火山と巨大カルデラのある風景
- ロッキー中部—グレートベースンの自然環境
- ハワイ—熱帯火山の自然と開発
- アイスランド—広がる変動帯と寒冷地域の火山風景
- ラ・セーヌとパリ—フランスの大動脈と心臓
- アフリカ東部—大地溝帯と人類誕生の地
- 中国—長江流域の地形環境と土地開発・災害
「BOOKデータベース」 より