はじめて読むニーチェ
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はじめて読むニーチェ
(新書y, 128)
洋泉社, 2005.2
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ハジメテ ヨム ニーチェ
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フリードリッヒ・ニーチェ略年譜: p214-216
Description and Table of Contents
Description
哲学にも「発見」と「発明」がある—価値の大転倒をはかる、稀代の企み。ヨーロッパの歴史は、文明も道徳も無力なものへと向かう。それをニヒリズムと呼んだニーチェは、従来の価値を一蹴した。病の拷問のような生涯を賭して書きつづけ、この孤高の人は看破する。世界は「永遠回帰と力への意志」をつうじて、人間の意志とは無縁に展開しているのだ—。「同じきものの永遠回帰。いっさいの来たるべきものにとってわれわれの知、迷い、われわれの習慣、生活様式は無限の重要性をもつ。残された生をわれわれはどうするのか?」一見奇怪なニーチェの問いの深奥をとらえた、気鋭の入門書。
Table of Contents
- 第1章 フリードリッヒ・ニーチェ年代記—「三段の変化」(駱駝の時代—一八四四〜一八七一;獅子の時代—一八七二〜一八八二;幼子の時代—一八八三〜一九〇〇)
- 第2章 フリードリッヒ・ニーチェの思想—「発見」と「発明」(概念;心理学;文体)
- 第3章 フリードリッヒ・ニーチェの主要作品(『悲劇の誕生』;『反時代的考察』;『人間的、あまりに人間的』 ほか)
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