働くということ : グローバル化と労働の新しい意味
著者
書誌事項
働くということ : グローバル化と労働の新しい意味
(中公新書, 1793)
中央公論新社, 2005.4
- タイトル別名
-
New forms and meanings of work in an increasingly globalized world
働くということ : グローバル化と労働の新しい意味
- タイトル読み
-
ハタラク トイウ コト : グローバルカ ト ロウドウ ノ アタラシイ イミ
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注記
原著 (ジュネーブ : ILO労働問題研究所刊, c2004) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
二〇世紀の終わりまでに、私たちはみな週五時間程度だけ働くようになっているだろう—。ケインズの八〇年前の予言は見事に外れた。先進諸国でも、経済競争力強化を理由に労働時間の短縮は進んでいない。グローバリゼーションが加速する中、所得の格差も急速に拡がりつつある。雇用機会や賃金において拡大する不平等に歯止めはかかるのか。半世紀にわたって「働くということ」の意味を問いつづけてきた思索の到達点。
目次
- 第1章 労働の苦しみと喜び(あなたの不安が私の平和を脅かす;グローバリゼーション ほか)
- 第2章 職場における競争の激化(効率は市場競争から;成果主義 ほか)
- 第3章 柔軟性(イギリスの一つの誇り;労働市場の柔軟性 ほか)
- 第4章 社会的変化の方向性(何が公正か;力の次元 ほか)
- 第5章 市場のグローバル化と資本主義の多様性(逆転の可能性;標準を押し付けること ほか)
「BOOKデータベース」 より