書誌事項

古代日本文字の来た道 : 古代中国・朝鮮から列島へ

国立歴史民俗博物館, 平川南編

(歴博フォーラム / 国立歴史民俗博物館編)

大修館書店, 2005.3

タイトル別名

古代日本文字の来た道 : 古代中国朝鮮から列島へ

タイトル読み

コダイ ニホン モジ ノ キタ ミチ : コダイ チュウゴク チョウセン カラ レットウ エ

注記

第38回歴博フォーラム「古代日本文字のある風景 : 金印から正倉院文書まで」(東京銀座ヤマハホール, 2002.4.14)をもとに構成し, 増補加筆したもの

折り込年表1枚

内容説明・目次

内容説明

中国、「神」と「人」と「文字」の関係はどのように変化していったのか。人は何のために文字を書いたのか、その根源を考える。朝鮮半島、石碑・木簡・古代の発音…。次々明らかになる日韓の共通点。日本の初期文字史のミッシングリングを解く鍵は、朝鮮半島が握っていた。日本、初期の記号的な文字、政治と結びついた文字、仏教と結びついた文字…。日本へのさまざまな文字流入の文脈を捉えなおす。無文字社会、声と文字、神話と歴史—。「文字を必要としなかった社会」からの視点で、文字を使うことの意味を根源から問う。話題を呼んだ歴博フォーラムの記録を増補。用語には丁寧な注釈をほどこし、各学問の成果をわかりやすく示す。

目次

  • 第1部 基調講演(人は何のために文字を書いたか—中国での文字の発生;古代朝鮮の文字文化—見えてきた文字の架け橋;古代の「言葉」から探る文字の道—日朝の文法・発音・文字;古代日本の文字文化—空白の六世紀を考える;声と文字と歴史と—「文字を必要としなかった社会」からの視点)
  • 第2部 フォーラム(文字の誕生;本格的な文字文化の始まり;文字の浸透と宗教;文字の力;文字を学ぶ;朝鮮半島と日本列島、文字資料を解く;文字研究の広がりとこれから)

「BOOKデータベース」 より

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