論理哲学論考
著者
書誌事項
論理哲学論考
(ちくま学芸文庫, [ウ-15-1])
筑摩書房, 2005.5
- タイトル別名
-
Tractatus Logico‐Philosophicus
- タイトル読み
-
ロンリ テツガク ロンコウ
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注記
底本: Routlege and Kegan Paul, 1988
内容説明・目次
内容説明
二〇世紀哲学の方向を決定づけた著者が、唯一生前に刊行した、前期思想を代表する哲学書。現実世界を分析し、ついで世界の像たる言語を支えにして、世界の可能性を思考の限界まで探っていく。その帰結として、「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない」という結論が導出される。換言すれば、本書は思考の限界・言語の限界を画定することによって、伝統的な哲学問題を最終的に解消せしめるという、壮大な野望に満ちたプロジェクトでもあったのである。ラッセルによる序文、ラムジの初書評を付す。新訳。
「BOOKデータベース」 より