田山花袋と大正モダン
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田山花袋と大正モダン
菁柿堂 , 星雲社 (発売), 2005.3
- タイトル読み
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タヤマ カタイ ト タイショウ モダン
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注記
参考文献: p20-21
内容説明・目次
内容説明
自然主義からの転向作家花袋が描いた世界は通俗小説「『女』の物語」だった。近代の小説から現代小説へ、「文化」をキーワードにして、その過程を斬新な分析によって解明する。
目次
- 思想小説『残雪』論—反描写の時代
- 宗教小説『山上の雷死』論—大正期の文芸
- 反ルポルタージュ文学『東京の三十年』論
- ドキュメンタリー小説『再び草の野に』論—映画技法による構成
- 花柳小説『春雨』論—『百夜』のプレテクストとして
- 通俗小説「『女』の物語」論—“躾糸”と「私小説論争」と
- 本格小説『廃駅』論—「廃墟」論でなく、生誕物語として
- 既成作家の大震災—田山花袋と長田幹彦の場合
- 花袋本の装丁—紀行文集を軸として
「BOOKデータベース」 より