森と生きる。 Evolve with the forest
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森と生きる。 = Evolve with the forest
角川書店, 2005.5
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モリ ト イキル
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オークヴィレッジ30年史: p96-97
Description and Table of Contents
Description
植物は、太陽の光と水があれば、生きていける。しかし人間は、酸素を供給してもらい、食料を得なければ、生きていけない。人間は果たして、もっとも進化した生き物なのだろうか…。鉱物資源を掘り起こし、森林を焼き払い、大気を汚染している人間の行いは、“競争進化”の原理に基づいている。CO2の排出抑制をはじめとする環境問題の解決が急務の今、必要とされるのは、すべての「生命」を尊重する“共生進化”の思想だ。原子物理の世界を捨て、飛騨の山奥で工芸村・オークヴィレッジを立ち上げて30年。世界の森林地帯を訪ね、トヨタ白川郷自然学校の校長も務める著者がたどり着いた、人類を救う「木の文明」とは。
Table of Contents
- 呼吸のたびに木の特殊能力に感謝—環境問題の本質を考える
- 地球の腸まで食い荒らす人間の業—人類の危機は方向感覚の喪失にある
- 新たな日本史観—争いのない縄文の繁栄と古墳狂騒曲の違いを考える
- 木の力・人の技(オークヴィレッジの共生進化;「第三次木の文明」に向けたオークヴィレッジの挑戦)
- 競相ではなく共生の結果としての進化—人類の祖先は負け犬だった
- 葉っぱが「緑色」でなければいけない本当の理由—木の文明に向かうには、論理的根拠がある
- 漱石とソローの志を受けて—「則天去私」と「森の生活」が暗示する世界
- 循環型モデルとしての「自然学校」—「トヨタ白川郷自然学校」の試み
- 22世紀に向けたCO2の削減と吸収—環境指標の導入と国内外の育林
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