姑獲鳥 (うぶめ) の夏
著者
書誌事項
姑獲鳥 (うぶめ) の夏
(講談社文庫, [き-39-101],
講談社, 2005.4
分冊文庫版
- 上
- 下
- タイトル別名
-
姑獲鳥の夏
- タイトル読み
-
ウブメ ノ ナツ
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注記
参考文献: 下p330
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784062750455
内容説明
「二十箇月もの間子供を身篭っていることができると思うかい?」。昭和二十七年の夏、三文文士の関口巽は東京は雑司ケ谷にある久遠寺医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の一年先輩だった。ポケットに入る分冊版、刊行開始。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062750462
内容説明
「私を—たすけてください」。古本屋京極堂にして陰陽師の中禅寺秋彦が刑事の木場、探偵である榎木津を前にして解き明かす久遠寺家の「血」。呪われた真相は卑劣漢・内藤を恐怖のどん底へと叩き込み、文士・関口の自我を根底から揺るがす。そして京極堂はいう。「この世には不思議なことなど何もないのだよ」。
「BOOKデータベース」 より