「かまやつ女」の時代 : 女性格差社会の到来

書誌事項

「かまやつ女」の時代 : 女性格差社会の到来

三浦展著

牧野出版, 2005.3

タイトル別名

かまやつ女の時代

タイトル読み

カマヤツオンナ ノ ジダイ : ジョセイ カクサ シャカイ ノ トウライ

大学図書館所蔵 件 / 76

この図書・雑誌をさがす

注記

カルチャースタディーズ研究所の自主研究レポートに、「プシコ」における3回の連載を加え、加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

昔の中年男性のような帽子をかぶっている。髪型はどこかもっさりしていて、服はルーズフィットで、ゆるゆる、だぼだぼしている。スカートをはく子はほぼ皆無で、たいてい色落ちしたジーンズかなにかをはいている。小物やアクセサリなどで多少キュートな感じを演出しているのだが、あくまで小物である。近づいて、よーく見ないとわからない。ただ、とても楽ちんな格好であることにはかわりない。年齢は18〜20歳くらいがほとんど。専門学校生、フリーターが中心であるが、高校生、社会人、四年生大学生にも見られる。かまやつ女は階層化時代への変化の兆しだ。かまやつ女の存在によって、ギャルやミリオネーゼといった女性全体の変化も浮き彫りになる。

目次

  • 第1章 かまやつ女と階層社会(かまやつ女とは何か?;おじさんみたいでかわいい ほか)
  • 第2章 現代女性の分類学(かまやつ女は青山通りにいない;四年制大学がかまやつ女を増やした? ほか)
  • 第3章 かまやつ女にいら立つ大人たち(かまやつ女の自分らしさ志向は本物か?;大人の女性たちもかまやつ女に違和感を持っている;頑張るかどうかは世代の差だけか?)
  • 第4章 女らしさは自分らしくない(男性の目は気にしない;女らしいことは、自分らしくないこと ほか)
  • 第5章 楽ちん主義でしかない自分らしさ志向に明日はない!(自分らしさがいちばん;自分らしさとは楽であること? ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72148394
  • ISBN
    • 4895000761
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    179p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ