マーシャル諸島核の世紀 : 1914-2004

書誌事項

マーシャル諸島核の世紀 : 1914-2004

豊崎博光著

日本図書センター, 2005.5

  • : セット

タイトル別名

マーシャル諸島 : 核の世紀

タイトル読み

マーシャル ショトウ カク ノ セイキ : 1914 2004

注記

参考・引用資料および文献: 各章末

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784820571650

内容説明

本書は、アメリカの核実験で被曝させられた太平洋中西部・マーシャル諸島の人々を中心に、二五年以上にわたって取材を続けてきた日本と世界の核実験、原子力発電、ウラン鉱石の採掘などによって被曝させられた人々の被曝史である。

目次

  • 1 核時代への前ぶれ—1914‐1945年(日本統治下のミクロネシア;アメリカによるミクロネシアの統治 ほか)
  • 2 相次ぐ核実験のなかで—1946‐1953年(「核の十字路」を渡る;“一時的”な移住 ほか)
  • 3 核実験の拡大とさまよう被曝者たち—1954年(予想をはるかに上回る被害;被曝者たち ほか)
  • 4 「核」の論理と「反核」の論理—1955‐1960年(「核」への危機意識;エスカレートする核実験競争と被曝者たち ほか)
  • 5 核軍縮への遠い道のり—1961‐1970年(核軍縮への遅々たる歩み;部分的核実験禁止条約 ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784820571667

目次

  • 6 拡大する被害と被曝危機—1971‐1980年(核と被曝をめぐるせめぎ合い;無実化する核拡散防止体制;ミクロネシア連邦国家の成立 ほか)
  • 7 明らかになる核被害—1981‐1990年(緊張高まるなかでの反核;アメリカの戦略下での自由連合協定;止まらない核被害 ほか)
  • 8 終わらない「核」の時代—1991‐2004年(ソ連の核問題;先住民族が受けた核被害;日本、プルトニウム大国へ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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