キプロス島歴史散歩
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書誌事項
キプロス島歴史散歩
(新潮選書)
新潮社, 2005.5
- タイトル読み
-
キプロストウ レキシ サンポ
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注記
キプロス史年表: p[13]
主要参考文献: p249-250
内容説明・目次
内容説明
神話の浜、ギリシアの神殿、ローマの劇場、十字軍の城にオスマンのモスク…めくるめく九千年の歴史を持つキプロスには、これら全てがひしめいている。1974年の紛争後は南北に分断され「再統合」という課題を背負い、ヨーロッパ人には陽光豊かなビーチリゾートとして愛される、東地中海の美しい島キプロスの、歴史、現状、見所を、懇切かつ生き生きと紹介した書。
目次
- 分断された“女神の島”
- 神話時代からビザンティン支配へ
- リュージニャン朝からヴェネツィア、オスマンの支配へ
- 英国植民地時代から、キプロス共和国の誕生と分裂
- ギルネ(キレニア)—北の守り「キレニア城」とキプロスの華「ベラ・パイース修道院」
- 北レフコシャ(北ニコシア)—南北に分断された城内に西欧とオスマンが混在する
- ガジマーウサ(ファマグスタ)—城壁内の旧市街に残るリュージニャンの大聖堂や「オセローの城」
- ラルナカ—ストア哲学のゼノンが生まれ、“復活の聖者”ラザロが没した町
- 南ニコシア(南レフコシャ)—近代的な新市街と中世が息づく旧市街の小路
- トルードス山地—ビザンティン教会が点在する緑豊かな高原リゾート
- リマソル(レメソス)—古代王国の遺跡とワイン祭、オスマン時代を偲ばせる旧市街
- パフォス—ローマ遺跡とアフロディテの浜、いまは西洋人に人気のリゾート
「BOOKデータベース」 より