第二の罪 : ドイツ人であることの重荷
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第二の罪 : ドイツ人であることの重荷
白水社, 2005.6
- : 新装
- タイトル別名
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Die zweite Schuld oder Von der Last Deutscher zu sein
第二の罪
第二の罪 : ドイツ人であることの重荷
- タイトル読み
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ダイニ ノ ツミ : ドイツジン デ アル コト ノ オモニ
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内容説明・目次
内容説明
過去は本当に克服されたのか?戦後ドイツに広くみられる「犯人たちとの大いなる和解」を指弾し、過去の克服を通じて「人間としての方向性」を探る衝撃作。ヒトラー支配下での“第一の罪”を心理的に抑圧し否定する“第二の罪”はこう叫ぶ—殺したのは600万人じゃない、ヒトラーはいいこともした、我々は何も知らなかったのだ等々。しかし、著者自ら「非難攻撃の書」と呼び本書において、保守主義のみならず司法、行政、軍部から一般市民にまで及ぶ暗部がえぐり出され、真の克服が迫られる。
目次
- 第二の罪?—序にかえて
- 「他の連中だって罪を犯したのだ」—人間としての方向性の喪失について
- ドイツ帝国一八七一‐一九四五年への訣別—人間としての方向性の喪失の歴史
- レジスタンスとその敵対者—悪用された少数者
- 基礎‐犯人たちとの大いなる和解—われわれの間に残った人殺したち
- 国防軍と戦争‐神聖なるもの—ヒトラー・ドイツの主たる犯罪について
- 倒錯した反共主義—ナチスの過去に救いようもなく組み込まれて
- 指令された反ファシズム—「ナチスの遺産と東ドイツ」のテーマに一言
- 万歳、万歳、万歳!—恥辱の中心‐「総統」への愛
- シュトラウスと義務的民主主義者—今も残る強い男への憧れについて
- 集団責任?集団無実?集団羞恥?—かつてヒトラーを信奉していた国民的集団の責任について
- ちなみに「ドイツ難民憲章」—ある誤解された文書への遅まきのあとがき
- 反過激主義とテロリズム 主たる危険—防衛的民主主義のための弁論
- ケリをつける試み—時代の持続的抑圧
- ドイツ人であることの重荷について—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より