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「敗者」の精神史

山口昌男著

(岩波現代文庫, 学術 ; 144-145)

岩波書店, 2005

タイトル別名

敗者の精神史

タイトル読み

ハイシャ ノ セイシンシ

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注記

岩波書店1995年刊の文庫化

主要参考文献: 上: p443-458, 下: p469-487

人名索引: 下: 巻末

内容説明・目次

内容説明

明治維新以後の薩長中心の階層秩序から離れ、「もう一つの日本」をつくりあげて来た人々がいる。上巻では日比翁助の三越改革、淡島椿岳・寒月父子の知的バサラ術、大槻如電・高橋太華・山本覚馬ら東北諸藩出身者の生涯、大橋佐平・新太郎父子の博文館経営などのエピソードを通して、彼らの知的ダンディズムと開かれた精神を描く。

目次

  • 1 明治モダニズム—文化装置としての百貨店の発生(一)
  • 2 近代におけるカルチャー・センターの祖型—文化装置としての百貨店の発生(二)
  • 3 軽く、そして重く生きる術—淡島椿岳・寒月父子の場合(一)
  • 4 明治大正の知的バサラ—淡島椿岳・寒月父子の場合(二)
  • 5 敗者たちの生き方
  • 6 敗者たちへの想像力
  • 7 明治出版界の光と闇—博文館の興亡
  • 8 青い眼をした人形と赤い靴はいてた女の子の行方—日米関係のアルケオロジー

「BOOKデータベース」 より

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